今朝テレビの情報番組で「東日本大震災」について特集をしてました。あれから6年経つんですね。あっという間な気がしますが、まだまだ復興の途中、いまだ避難生活をされてる人のお話しでしたが、聞いてきて涙が出てきました。
原発事故の影響で避難してた家族が危険地域解除になり自宅へ帰った。
戻った6年ぶりの自宅はカレンダーも2011年のまま、6年間止まっていた水道を久しぶりに使ったけど濁ってる。当時4歳だった娘さんが自分の部屋も覚えてない、家がどこにあったかも覚えてない。かろうじて記憶があるお姉ちゃんも当時と違う海が見える景色に泣いている。
今の状況を話してるお母さんも涙なしでは話せない。
ボクが泣いてしまったのは自分たちも辛い思いをしているのに同じような境遇の子供たちを心配してるお母さんの言葉。涙ながらに震災いじめにあってる子の心配をしていた。
それを聞いていてなんか罪悪感を感じるような気持ちになった。当時も今も何不自由なく暮らしている、震災にあった人たちに比べたら仕合せすぎる毎日を過ごしている。これで良いのか?って当時と同じ気持ちになった。
2011年3月11日 まだまだスキーシーズンだったのに「自分だけ遊んでて良いのか?」と思い遊びの予定を止めた。
仕事をしていても暗い話題ばかりで仕事に対する前向きな気持ちも薄くなってた。何かしてあげたいという気持ちで被災地への支援物資や募金くらいはしたけど毎日テレビで見る被災地の状況に辛い気持ちが膨らんで後ろ向きな日々だった。
そんなときパッと前が明るくなった出来事がありました。それは
「ライ麦畑でつかまえて」というタイトルのブログ。ボクの師匠、藤村正宏先生のブログです。
ボクは・・・
広いライ麦畑みたいなところで、たくさんの子どもたちが遊んでいて
夢中になっているうちに、危ない崖のに落ちてしまわないように
つかまえてあげるような、そんな人間になりたい・・・
サリンジャーの長編小説の件から始まる師匠のブログ。
続くブログを読んで逆に「なにやってんだ?」「今やることあるだろ!」って思った。
今回も、きっと大丈夫です。
日本人ですから。必ず復興します!
義援金を贈ることも、思いを届けることも、あなたの愛はそのエネルギーになる。そして、あなたができることは、あなたの仕事をしっかりとすることだと思う。
いつものように、仕事をつづけること。
美容サロンの人は、美しく髪を切ってあげましょう。
旅館の人は、やさしくお客さまをもてなしてあげましょう。
飲食店の人は、暖かくお客さまの接してあげましょう。
しっかりと仕事をして、経済を止めないことです。あなたはあなたの仕事を、圧倒的な質で成し遂げることです。
下を向いていないで、明るくがんばりましょう。
たくさんの勇気と暖かい気持ちをもらい「もっと仕事がんばろ!」って思ったのを覚えてます。こうやって藤村先生のファンになっていったんだな~。
マーケティングの勉強っていろんな人がいろんな切り口で教えてくれてると思う。でも人柄や思想ってのはマネできないコト。ボクは藤村先生だからエクスマだから勉強してるんだなって改めて思った。
そう、下向いてちゃダメです。前向いていかないと。
ボクは美容師って仕事を通じて自分や自分の周りの人を圧倒的に仕合せにするために仕事してる。
もっとボクらしく、もっとボクっていう人を知ってもらって社会の役に立つような人になろうって思う。それがボクの使命、天命かもしれないから。
最近、ちょっと嫌なことがあって、ちょっとしたことでイライラしたり精神的に疲れたりしたこともあったけど。6年前から今のも気に仕合せに過ごしてるじゃんって思ったら、アホだったな~って思います、まだまだっす自分。
だからこれからも自分と自分の信じる人を心から信じて、前向いて進んでいきます。
今日からまたスタートです。なんか、意外に深いとこまで行っちゃたブログになっちゃった(笑)
最後にボクが勇気付けられた エクスマ主宰 我らが師匠 藤村正宏先生の当時のブログ
読んでみてください。今読んでもグッときます。
最新記事 by 瀧澤潔(タッキー) (全て見る)
- 劇工房MAKO企画 20周年記念作品 特別公演 「尾張名古屋は母でもつ」 - 2019-12-03
- 「尾張名古屋は母でもつ」に出演することになりました。 - 2019-09-20
- 2019.8.20 エクスマトークライブin名古屋 久しぶりのエクスマシャワー浴びてきました。 - 2019-08-21