選ばれる美容師になるために必要なのは技術ではない!と思う。

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こんにちは!

ゴールデンウィークに休みを取る美容室BURN&BEAN代表の瀧澤です。オープン以来ゴールデンウィーク休みを作ってます。理由はこちらです。

4月からBURN&BEANにも新人が入ってきました。ここ数年は高卒を新卒で採用してるので今年も18歳の男の子です。お母さんが40歳前だからビビります(笑)

今年の新人クンは「カリスマ美容師になる」という大きな目標をもって入店しました。夢があるということは良いことです。ボクも若いころは大きな夢があったような気がします。今は特に夢も目標もなく毎日が穏やかに過ごせたら仕合わせだな~って思えるようになりましたが。

そんな彼が今取り組んでるのはシャンプーレッスンですが、これがなかなか難しい。初めて人に触れるわけだから力加減とか手順とかハードルが高いのです。

なかなか上手くできずにモデルの背中を濡らしてしまったり耳に水が入ったりと大変。

毎日練習頑張ってますがゴールデンウィーク休み明けのテストで合格できるかな?

美容師にとって技術はできて当たり前。ラーメン屋さんのラーメンと一緒!

美容師にとって大事な技術、カット・カラー・パーマといろいろありますが技術ができなくては仕事になりません。というか売り物にならないので商売になりません。

ラーメン屋さんなのにラーメンが作れない(ラーメンがない)のと一緒。
そして不味いラーメンより美味しいラーメンのが良いに決まってます。

だから美容師の技術も下手より上手いに決まってます。

ボクらが修行時代は「見て覚えろ」でしたが今はマニュアル化して教育がしっかりしてます。その気になればYoutubeで動画を見て勉強することもできます。

だから、みんな上手。どこの店に行っても誰に切ってもらっても、そんなに遜色はない。経験値の差はありますが、よほどのことがない限り上手だと思います。習得までの時間差はあるかもしれないが真面目に取り組めば誰でもできる、そんな時代に下手な人は努力してないってことだから美容師に向いてないから辞めたほうが良い(苦笑)

さて、そんな時代ですがこれから美容師さんを目指す若者にとって辛い時代なのかもしれません。

理由は選ばれにくい時代だから。

どこの店に行っても誰に切ってもらっても技術は変わらない。少子高齢化で人口は減るばかりで将来は先細り。よほどのことがない限り選ばれない時代になると予想されます。

ではどうしたら?これからの時代の美容師として生き残っていけるのか?

ボクには正確な答えは分かりません。ただ、なんとなく予想できるのは技術だけで勝負する時代はとっくに終わってるから、より人間性が大事になってくる、そんな気がします。

ちなみにボクが思う人間性というのはただ優しいとか思いやりがるとかそんなことでなく。

たとえば、今年の春から就職した子供のころから知ってる〇〇ちゃんが髪を切りに来た時に仕事での悩みを相談できたり。子供が生まれたばかりで育児に疲れぎみのお母さん励ましたり、大学受験が迫ってる〇〇クンを家族と一緒に応援できたり。スポーツで頑張ってる〇〇クンの試合の応援に一緒に出かけたり、車の営業してる〇〇クンにお客さんを紹介してあげれたり。例をあげたらキリがないけど

お客さんと美容師という関係だけでなく人間性とか人柄を大事にして密接な関係性が作れる、そんな美容師が良いんじゃないかなぁ~って思います。

仮定の話だけど、美容師の技術もしかしたらロボットができるようになるかもしれないしね。

さて、明日からゴールデンウィーク休みです。3日に中学の同窓会があるのが楽しみです。

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「お客様、スタッフ、社会が輝くお店創り」を目指し豊田市にて     美容室 BURN HAIR CREATION・美容室 BEAN HAIR CREATION・カフェ Cafe&BarBooN を経営。ハードロックを愛し夏は海でキャンプ、冬は山でスノーボードとアクティブな美容師です!