美容業界を良くしたい(変えたい)
なんて言ってる美容師さん良く聞きますけど、ボクあんまりそういうコト思ってないです。というか業界のコト考えるほど力ないし烏滸がましいって思ってるくらいです。それより自分のお店を良くすることとか考えたい。そして自分のお店で働いてくれてるスタッフが良くなること考えたい。ボクにはまだそれくらいしかできないから業界を良くしたいとか言えないな。
さて、そんな独り言は置いておいて。久しぶりに美容師さんとの交流をしてきました。地元の美容師さんとは美容組合を通じて交流したりしますけど友達と言えるほと仲良しの人は残念ながらいません。もちろん友達になりたい、なってくれたら嬉しいなって人は何人かいますけどね。
会社経営は自分の作品と思え!
ボクが学んでるマーケティング「エクスマ」主宰藤村先生はこう言います。これからのビジネスにおいて自分の世界観を表現することが大事。
ボクたち美容師は髪をカットしたり染めたりパーマをかけたりする仕事です。お客さんの要望を聞きながら似合うヘアースタイルを提案します。そして出来上がったヘアースタイルはお客さんの頭ですがボクたち美容師にしてみたら「大事な作品」です。
たとえば髪を切ってあげた人が友達に「素敵なヘアースタイルね、どこでカットしたの?」と聞かれたときに「BURNのタッキーに切ってもらった」と言ってくれたら最高に嬉しい。そう言ってもらえるためにはカッコよい、可愛いヘアースタイルを作らないとダメだし誰かに褒めてもらえるような作品じゃないとダメです。
ボクはそう思って仕事してます。お客さんのヘアースタイルだけどボクの作品として社会に表現している、そんな感じです。
話は戻りますが、言ってみればお店も作品、2つあるボクのお店もテイストは違うけどボクがプロデュースした作品。そしてそこで働くスタッフもボクの思想を受け継いでくれた作品でないといけない ←ここはマダマダ。そう思うと、エクスマの考えってメッチャカッコイイな。
そしてそんな思想をどれだけ語ることが出来るか?
思想×熱量 これが大事なんだなって。
そんなコトを感じさせ気づかせてくれたエクスマを通じて仲良くなった美容師を紹介します。
エクスマ美容師(勝手にネーミング)
まず一人目は先日名古屋で一緒にライブに行った
セージこと野田正嗣さん!
くせ毛ハンパないね! というか誰か分からないね(笑)
なんか爽やかーーー! ウソくさーーーー!(笑)
神戸市でメイユールってお店を経営してます。美容室なのに畑があって野菜作ってます。最近はピーナッツが出来たそうな。育てた野菜でバジルソース作ったり健康にも気を使ってるお店ですね。今度はセージのお店も見に行こう!
そしてもう一人、今回の集まりの会場になってくれた
滋賀県彦根 万国吃驚堂(ばんこくびっくりどう)
オーナー 岡田浩昭さん ニックネームは「ドラゴン」
。。。
あんまり変わんないか。。。(笑)
彦根まで行った目的はドラゴンのお店を見学させてもらうこと。そして夜は飲み会(こっちがメインか?)お酒の入った席だとトークも深いというか遠慮知らず。三人の美容師としての考えや仕事について、お店、スタッフなど沢山のコトを話しあいました。
本業をおろそかにしてたら今の立場はない
3人で話してた結論!あ、ボクが感じたことね。当たりまえのコトだけど本業で一人前になってなかったら商売として成り立たない。自分でお店を始めた時完璧じゃなくても良いけど一生勉強していかないと。やっぱり他の人より上手で他の人より知識あって経験もないと。
やり続けて勉強し続けて商売として磨いていかないとダメだなって。そしてホントの意味で本業で食べていけるようになってからがスタートだなって思う。でなきゃ業界を良くするとか無理だよね。
いかに修行時代が大事か?
どれだけ自分に時間とお金を投資してきたか?
そういうことが大事だね。
そして年数重ねてきたボクたちオッサンは、これからの若い子たちを一人前にしてあげることが使命ですね。
今回他店を見学させてもらい経営者として話しをしたことで、やっぱり小っちゃい世界だったなと思います。自分の見える範囲(視野)だけではダメですね。
今回のツアーに参加してみたいって人、またはボクが見学にいきたいな~って思う人には超えかけてまた企画しようと思います。なんか楽しみです。
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