こんにちは!豊田市で美容師してますタッキーこと瀧澤潔です。今までいろんな思いでブログを書いてきましたが、昨日のお騒がせブログのアクセスが今までで一番良いです。。。ハンパないっす。今までの努力は何だったんでしょう(笑)
モデルさんは練習台ではありません。
美容師の仕事は技術が出来ないと仕事になりません。たとえばシャンプー出来なかったら、カット出来なかったらカラー出来なかったら。。。技術が出来るようになって初めて仕事ができるようになります。
その技術を身に付けるためにどうするか?というと練習をします。その練習の仕方にも2種類あります。
一つは順番や方法、型を身に付けるためにウィッグ(お人形)を使って練習します。違う言い方をすれば訓練をします。繰り返し、繰り返し身体に覚えさせクオリティを高めるのと施術時間を早くするのが目的だったりします。
そしてもう一つの方法はモデルさん(人間)で練習させてもらうこと。どちらかと言えばこの練習のが勉強になることが多いと思います。ウィッグで覚えた方法を実際の人間で試すという目的もありますが、モデルさんは1人1人髪質も違えば髪の量、太さ、長さ、癖があるか?など千差万別だからその人にあった対応力も勉強になるからです。
一人前の美容師になるためには安定した技術と経験が必要。たとえばカラーだったら、どれだけの人数のモデルさんで実際にカラーをしてみたか?パーマでも一緒です。
毎回違うモデルさんで求められたデザインを提供できるようになること。結果は同じでもプロセスが違う、その体験をさせてもらえるのがモデルさんです。
でもね!一番大事なことは、モデルさんを練習台にしないってことです。
え?なに訳のワカンナイことを言ってるの?さっき言ってたのと違うじゃん!って思いますよね?
モデルさんは未来のお客さんです。
ボクのお店ではスタイリストとしてデビューするまでは積極的にモデルさんを施術するように伝えてます。そのモデルさんをする上でネックになるのが時間。通常、お店の終わった時間から担当させてもらうことが多いですが、そうなると時間が合わない場合も。だから営業時間内でもモデルさんの都合に合わせて来てもらえるようにしてます。
そしてモデルさんを担当することが多いスタッフは早くスタイリストになります。
やっぱり実践が大事なんです。いくらウィッグ(人形)で上手に出来るようになったとしても生身の人間では違います。しょせんウィッグはウィッグです。
申し訳ないけど実際に人間で練習させてもらって失敗もして考えてこそ上手になるんだと思います。
モデルさんを誰に頼みやすいか?
やっぱり友達やその友達が頼みやすい。そして協力してくれる人が多い。
そんなモデルさんたちが、いずれスタイリストになったときにお客さんとして来店してくれることが多い。
これはただ単に友達だからというより、スタッフが成長するのを一緒に見てきてるからだと思う。当事者意識で応援してくれてる。そんな気がします。
だからといってそれに甘えててはいけません。より満足してもらえるように精進しないとね。
ということで今日も初めて来てくれたお客さんだけどボクの勉強仲間に無理やりモデルになってもらいました(笑)
加賀ちゃん! ありがとうねーーー!
新人の「そのかちゃん」のヘッドスパのモデルです。
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