美容師は20年後になくなる職業に含まれるのか?
美容師の仕事は髪を切ったり染めたりパーマをかけたり髪のケアをしたりと「髪」に関する仕事です。違う言い方をすればお客さんがカッコよく可愛くなるヘアーデザインを提供する。
20年後、もしかしたら人間じゃなくてロボットが美容師のように仕事するようになるかもしれない。あんがい、そうなるかもしれないってボクは思ってます。もしかしたら人間よりキレイにカットできるようなロボット、しかも毎回、間違いのないカットをするロボットが産まれるかもしれない。
そんな時代になるのかもしれない、なんて頭の片隅にあるボクはスタッフとお客さんの会話を聞いていて思った。
子どもの将来に安定を求めるのか?
子どもの将来を考えたときに安定した職業を選ぶのが正しいのか?
今の時代で言う安定した職業というと公務員とボクの住んでる豊田市ではクルマ関係の企業が多いく給料も多いから安定してる。たしかに小さいころに親せきのオバサンとかに勧められた覚えがある。
ちなみにボクは安定を求めて仕事を選んだつもりは1ミリもない。
美容師になりたかったから美容師を選んだ、それだけ。
今みたいに自分の考えを多少は表現できるようになったから言えるのは「やりたい仕事じゃなければ長続きしない」と思う。特にボクみたいなタイプの人間はね。
小学生のころ、通知表に「熱しやすく冷めやすい、集中力に乏しく長続きしない」みたいな事を書かれたことを良く覚えてる。その時はちょっとショックだったけど今になって冷静に客観的に考えたら「好奇心旺盛、チャレンジ精神旺盛、見切りが早い、判断力がある」なんて解釈できる(笑)そんな子供だったから
子どもの将来を考える時に親の気持ちからしたら「将来が安定した職業についてくれたら食べることに困らないから安心」そう思うのも当然。
だけどこれからの時代、今ある仕事が本当に20年、30年後にあるのか?予想はつかない。逆に今この世に無い仕事が未来にはあるかもしれない。スマホみたいにボクが子供のころにはSFの世界にしか存在しないモノだったはず。きっと今の子供が大きくなったころにはスマホなんて古臭いモノになってる。
これからの未来、コンピューターやロボットでもできるような仕事は、いずれ人間がやらなくて済むようになる。そうした時、人間はなにをするのか?何を仕事にするのか?
美容師という仕事もカットやカラーやシャンプーなどの作業はロボットがしてるかもしれない。となると人間にしかできないコトがサービスとして出来るようになるんだろうと思う。
一緒に会話をしたり(それもAIが出来るか?)悩みを聞いてあげたり、なんていう今も当たり前にしてることが価値になるのかも?
もうカットが上手い(技術が上手い)とかは価値ではない。そんな時代が来るんだろうな。
そんな時代が来たときに美容業界に生きていられるように今から頭を使わないとな~な~なんて思います。
ボクは美容師という仕事に憧れもあったし、仕事しだしたら好きになった。だからこそ上手になれたと思うし長く続けてるんだと思う。今でも生活の一部なくらい美容師というのが当たり前になってる。
自分の後を継いでほしいなんて事も全く思わないし、子供の将来を考えるときに「好きなことを仕事に選んでほしい」と思います。好きな仕事なら辛いことも乗り越えやすいと思うし。たとえお金にならなくても楽しいだろうし。
ボクの子どもが進路に迷ってるなら迷わず
「自分の好きなことをしなさい、極めるまでがんばりなさい、そして人生を楽しみなさい」
ボクが好きなことをやらせてもらって今があるようにね。
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