こんにちは~! タッキーです。クルマの街、豊田市で美容師やってます。言うのも恥ずかしいのですが、先日お客さんにキスマイの北山クンに似てるね!って言われました~。
って誰?? って思い検索しましたら
似てね――ーーー! 若いしーーーー! ジャニーズじゃん!
言われるのも恥ずかしい。。。
という、話はど~~でも良かったね。
美容師さんが使うハサミについて語ってみます。
僕たち美容師が使っているハサミ。いろんな種類があります。今日のブログはそんな相棒ともいえるハサミについて書いてみようかと思います。だから興味ない人には全くツマンナイ話です(笑)
ハサミというのは髪を切るためのモノです。ですが今の時代カットの技法もいろいろ。ただ切るだけでなく、髪の毛を不揃いにするために梳く(すく)削ぐ(そぐ)といったこともします。こだわりのない人かものすごい技術が高い人はハサミ一本でなんでも出来ちゃうみたいなことを聞いたことがありますが僕たちみたいな凡人は道具の使い分けでカバーします。
まず二種類にわけます。髪を真っすぐ切るためのハサミと間引くように切る(梳く)梳きハサミ。実はこの二つがあればたいていのことは出来てしまいます。
こんな感じです。業界ではブラントカット用のハサミと言います。
こちらがスキハサミ。クシの部分だけ刃が付いていて、そこに当たった髪だけが切れるので間引いたように切れます。
次に違いがあるのがサイズ(大きさです)を用途に合わせて使い分けます。例えば刈り上げのように面が出るヘアースタイルの場合ブラントカットのサイズが大きいハサミを使います。一度にたくさん切れると面がキレイに出るからです。
スキハサミの場合サイズの違いもありますが間引く量によって使い分けます。
間引く量が少なく梳いたのが分かりにくい10%くらいからブラントより少し間引いた感じにしたい70%間引くハサミなどです。
使い分けとしては刈り上げしたいけど柔らかく仕上げたい(梳きながら切る)そんなときは70%切れる(間引く)ハサミを使います。
逆に梳いたのか分からないように切りたいから10~15%くらい切れるハサミを使います。お客さんの求めるデザインによります。
ブラントハサミの中でも違いがあります。髪を削るためのハサミ、スライドカット用。これは髪を挟んで切るというより刃で削るものです。スキハサミより大きくなめらかに切れます。
スライドカット用のハサミは刃の形が違います。スライドカットに使うハサミに多いのが「ハマグリ刃」従来の刃に比べ髪が引っかからない仕様になっているので髪を滑らすように切れます。こんな感じ!
それと指を入れるハンドルも種類があります。メガネタイプとオフセット。こんな感じ。
上がメガネで下がオフセット。違いとしてはオフセットは指と手首が固定しやすく、ぶれにくい。刈り上げや真っすぐ切るカットに使いやすい。
代わってメガネは指と手首の自由度があるので柔らかい手の使い方が出来ます。例えばハサミを振るようなカットをしたりです。これもデザインに合わせて変えます。
後は材質に種類があります。超合金やコバルトと呼ばれるモノとか。ステンレスとかいろいろあります。材質によって切れ味が違うので好みや使いかたで代えたりします。
僕の場合、ドライカットと言って乾いた状態で切るときは固い材質、濡れた髪を切るときは柔らかめと使い分けます。なぜそうするか?は切れ味の感覚です(笑)一般の人にはワカンナイです。
ということで、一般の人には全く興味のなさそうなハサミについてブログにしました。なんで書いたか?今度ハサミを買うスタッフに聞かれたからです(笑)
まとめとして
僕のこだわりは
文句を言っても応えてくれてハサミの改造(僕の好みに合わせて)してくれるトギノンさん。
お金がない若いスタッフのために月3000円から買える分割もしてくれるのも良いよね。
分割の間はハサミのメンテナンスも無料! 素敵でしょ!
もしハサミを買う予定がある人は調べてみても良いかもですよ。
※トギノンさんの回し者でも宣伝を頼まれてもないです。
あ!あと キスマイとか知らないから誰か教えて(笑)
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