年齢を重ねると気になる白髪。
ヘアカラーで隠しててきたけど。。。
こんなトラブルがあったりします。
「前回カラーした後に頭が痒かった」
「カラーしてる最中に頭がヒリヒリ痛かった」
「ヘアカラーが顔周りに付いて取れにくくなった」
ヘアカラーのトラブルには注意が必要。困ったときはプロに相談しましょう。
ヘアカラーでトラブルがあっても
今までもカラーをしてきたから大丈夫!
いつも染めてても何も無いのに今回だけ痒くなった、たまたま痒くなったから大丈夫と、そう思う人もいるかもしれませんが実は注意が必要です。
なぜなら、人間には身体を守るために抗原抗体反応と言うのがあります。身体に害があるものが体内に入ってきた時に反応するシステムです。蕎麦アレルギーや花粉症などと同じように身体に害があるものが入ってきたときに身体から出そうとするシステムです。
花粉症だと身体から出そうとしてクシャミや鼻水が出ます。酷い蕎麦アレルギーだとショック症状(アナフィラキシーショック)が出て命の危険につながります。
実はヘアカラーでも同じコトが起きるのです。ヘアカラーの場合は身体から出そうとするときに「かぶれ」という症状が出ます。頭皮が腫れたり発疹ができたり痒くなったり、酷いとただれたりします。身体にとっては毒を出そうとする行為なので良いコトなのですが症状は辛いです。
初めてヘアカラーをしたときに、頭皮が痛かった、痒くなったくらいは、まだ大丈夫です。2回目以降にヘアカラーをするときが要注意です。なぜなら初めて染めるときには、まだ抗体ができていないから抗原抗体反応は起きないからです。人にもよりますが1回目のカラーをした後に抗体ができる人もいれば何十回も染めてるうちに抗体ができる人もいます。人それぞれなので、いつなるとも言えません、ならない人もいます。
ヘアカラーでかぶれてしまったら2度と染めることはできません。
今までヘアカラーが出来てたのに、かぶれた人は二度と染めることが出来ないかもしれません。
ヘアカラーのかぶれの原因は染料です、正式にはジアミンと言います。このジアミンという成分が無いとヘアカラーは染まらないのですが白髪染めには特に多く含まれている成分です。
ヘアカラーに含まれているジアミンが抗体になってしまうとヘアカラーをするたびに、かぶれてしまうことになります。
つまり、ジアミンを染料としてる現在のヘアカラーは2度と使うことが出来なくなってしまいます。最近ではジアミンを使わないヘアカラーも出てきていますが残念ながらジアミン以上の染料はないのが現状です。※これから研究が進むことに期待。
ヘアカラーが出来なくなってしまった人は、どうすれば良いの?
実はヘアカラーの進歩はマダマダですが美容師さんの技術の工夫によって白髪を隠す方法もあります。
たとえば、ジアミンの入ってないヘアカラーを使う。ただし、染まりが悪いので2回に分けて染めるとか(方法は説明しても分かりにくいのでナシ)
ヘアーマニキュアと言って爪のマニキュアと同じように髪の表面に色を付ける(髪色を明るくすることは出来ません)
黒っぽく隠すのではなく白っぽくして白髪が目立たないようにするなど。
まとめ
ヘアカラーでかぶれてしまったかな?と思ったら、まずは担当美容師さんに相談しましょう。そして症状を見てもらってください。場合によっては皮膚科の受診を勧められるかもしれません。皮膚科では本当にヘアカラーが原因なのか判断してもらえると思います。
ヘアカラーのかぶれ(抗原抗体反応)と診断されてしまったら必ず担当美容師さんに伝えてください。そしてかぶれの原因のジアミンを使わないヘアカラーを考えてもらいましょう。
白髪は隠すだけでなく活かす方法もあります。美容師さんとよく相談しましょうね。
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