こんばんわータッキーです。
昨日のブログで自分の白髪まじりの黒髪を明るくして白っぽくした過程を紹介しました。
そのブログはこちら→「白髪を脱色したらどうなるか?そして黒髪を白くする方法」
黒髪にブリーチを繰り返してなるべく明るくしてからカラーをして希望の色にするわけですが、そもそもなんでそんなメンドクサイことをしなくてはいけないか?これを説明するには色の知識が必要になります。
この世には「黒と白」は存在しません!
いきなり何を言ってるの??って思いますよね!?これって色を語る上で絶対外せない知っておいて欲しいことです。ちょっと分かりにくいけど一番理解しておいたほうが良いことです。
色というのは目から入った色の情報を人間の脳が「〇色」と判断しています。そもそもどうやって目に入ってくるか?(ここが大事)ある物体、たとえばリンゴを見たときに赤と感じると思います。
これはリンゴに当たった光がリンゴから反射して人間の目に光として入ってきます。その時の波長によって色を感じるわけです。
虹を想像してもらうと良いのですが、虹って七色または八色と言われますよね?虹は空気中の水分とかで光の反射が起きて見えるわけですが、その時に見えている色が我々の目に入って来てるわけです。その光の種類(七色)によって波長(光の長さ)が違います。
リンゴに当たって反射してるのが赤なだけで他の色は反射しません。反射せずに透過してしまいます。赤色だけが反射してるからリンゴは赤いとなるわけです。
虹をもう一度思い出して欲しいのですが七色の中に「黒と白」が含まれていません。虹の色は「赤、橙、黄、緑、青、藍、紫」です。黒と白は含まれません。どういうことか?
「黒と白」この2色は光の明るさだけなんです。
昼間は明るい、夜は暗い。これと一緒です。夜になって暗くなる=黒。
昼間の光で明るくなる=白なんです。色味ではなく明るさなんです。
たとえば、リンゴが赤いのは分かりますよね?でも夜になって暗くなったときリンゴの赤いのはわかりません。赤かったリンゴも黒くなります。そして光がさして明るくなればリンゴは赤くなります。伝わってますか?
色を語るには光を理解することが大事なんです。
さて長くなった前置き。髪の毛を白くするのが大変なのは光も関係しますが、そもそも白という色は存在しませんから髪の毛をいくら脱色して明るくしても淡い黄色が限界。※実は髪の毛は黄色なんですね~まずはそこまで明るくすることが前提。
そして黄色を白っぽく見せる。(白は存在しないからね)そのために黄色を消す色で髪を染めます。小学校か中学で習ったと思いますが補色の関係を使って色を作ります。黄色の補色(相対する色)は紫です。ただし濃い紫だと色が混ざって暗く濁ってしまうので薄い紫を作ります。それでカラーをすると白っぽくなります。具体的にどれくらいの分量とかは説明しずらいのでなし!※美容師なら自分で練習してね。
という具合に美容師はカラーをお客さんにするためにこういう勉強もしてます。
って自慢かーーーーーー!
意外と知らないことだから面白いかな?と思ってブログにしました。
長々とお疲れさまです! あざっす!
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