ボクのおじいちゃんは学校の先生でした。最終的には中学校の校長先生をしてて小さな町でしたので「瀧澤先生」と言えば知らない人はいないくらいの人でした。
ボクはおじいちゃんが大好きだったけど、とっても厳しかったのを覚えてます。おじいちゃんと暮らした4,5年?くらいは良い子でいなくてはいけなかった(笑)
食事の時はもちろん正座、食事中の会話はおじいちゃんの質問に答えるくらい、もちろんテレビなんて見れない。寝る前には兄弟そろって三つ指ついて挨拶し8時には就寝。お正月にコタツに入って熱燗飲みながらボクたちを見ながらニコニコしてた時くらいしか笑顔に覚えがない。
テレビもおじいちゃんの好きな(教育上良いとされるNHK)だけだった。だからおじいちゃんが亡くなるまで音楽番組なんて見たコトが無かった。母親が一緒に行った親子遠足のバスのなかで皆が歌う歌謡曲についていけないボクを可哀そうだと言ってたのを覚えてる。音楽といえば、おじいちゃんのオーディオから流れるジャズとマーチングバンドで演奏してた音楽くらいでした。
そんな幼少期の音楽生活のまま育ったボクは高校生になりました。当時流行ってたのは尾崎豊かアイドルくらい。そして高校生になって仲良くなった友達が何気なく貸してくれたウォークマンのイヤホンから聞こえてきた音楽を聞いて衝撃を受けます。
エッジの効いたリズムを刻むギターの音、ギターソロでの超絶なテクニック、腹に伝わってくるくらいの音量でリズムだけでなくメロディをかなでるドラム、流れるようにリズムを刻む重厚なベース、そして思いを殴りつけるようでいてメロディアスなハイトーンボイス。その時初めて聞いたハードロック(ヘビメタ)に衝撃を受け一瞬で日本の歌謡曲は頭の中から消えました(笑)
そこから手当たり次第にハードロックを聴き雑誌を読みあさり、ハードロックから派生したジャンルにも手をだし聞いたことが無いバンドがいるのか?ってくらい聞きまくってました。
ちなみに当時はバンドメンバーのテクニックも重要でギタリストは誰それが一番上手いとか、早弾き№1はあの人だ、テクニックはこの人なんて語るのも楽しかった。
そんな中出会ったバンドの一つ「MR.BIG」
このバンドはテクニックが重要な時代にそれぞれ違うバンドでテクニシャンと呼ばれてたメンバーが集結して生まれたスーパーバンド。
超絶技巧派ベーシストのビリーシーン、光速早弾きギターで有名だったポールギルバート、実力派シンガーのエリックマーティン、有名バンドのドラマーだったパットトーピーという最高のメンバーで結成されたバンドです。
とはいえゴリゴリのハードロックを目指すのではなく、それぞれの良さを引き立てながらバンドとしての楽曲を高めるスタンスでハードロックかつブルージーな演奏を目指し日本ではバラード曲の「to be with you」が大ヒットしました。たぶん聞いたことある人もいると思います。
https://youtu.be/rdOz1EihRV4
そんな彼らが新しいアルバムを発表しジャパンツアーに来ました!
MR.BIG Japan Tour in NAGOYA 2017.9.25 ZeepNagoya
今回のライブで驚きだったのがライブ中に撮影OKだったこと、もちろん取りまくりです。てか知ってたらカメラ持っていったのにーー!ということでスマホだからイマイチかもですがギャラリー作りました!
1階のスタンディングで早い入場だったのでステージから4,5列目というラッキーな位置で観れました。たぶん何回かは目が合ってます(笑)もう近すぎてヤバかった。あっという間の2時間半くらいだけど音楽のノリも良いのは当たり前だけどバンドメンバーの掛け合い、楽しそうに演奏してる姿、決めるところはバッチリ決めるとことかさすが!
カッコ良すぎ!
今までに何回もライブに行ってるけど正直言って一番良かった! 次の日にもう一回行っても良いくらい。残念ながらそんなわけにはいかないけど。また日本に来てくれたら絶対行きます!
そんなライブがどんな感じだったか?名古屋公演の動画がアップされてます。なんと!ボクもちゃっかり写ってます。1分18秒くらいと3分17秒くらいに写ってます。しかも3分の時はカメラに向かって手降ってます(笑)良かったら探してみてね!
では動画をどうぞ~~~!
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